
アイ(妹)は健常者でいいよな。薬使わないでも何とか上手くやっていける。
いや、実は私は「
マリファナは一年草である大麻(Cannabis sativa L.)を乾燥させたものである。その加工方法や形体によって様々な呼び名があり、大麻を乾燥させたものを🥦、💐、草、ウィード、グラス。樹脂を乾燥させたものをハッシュ、ハシシ、チョコ。ブタンガスでオイルだけを抽出したものをBHO(ブタンハニーオイル)、ハチミツ、蜜など様々な呼び名がある。
マリファナは世界で最も乱用されている違法薬物の一つであり、近年その法的地位は変わりつつある。
薬理学的プロフィール
植物性カンナビノイド
大麻に含まれるカンナビノイドは120種類以上存在するが、カンナビノイド受容体に対して親和性を持つカンナビノイドはΔ9-THC(テトラヒドロカンナビノール)、Δ8-THC、CBN(カンナビノール)のみである。
CBD(カンナビジオール)やCBG(カンナビゲロール)を含んでいる大麻草も多く、生理的活性は有するが陶酔感などのいわゆる“ハイ”になる感覚はTHCと比べると弱い。
内因性カンナビノイド
カンナビノイドは植物性だけではなく、人間の体内でも生合成され神経伝達に用いられている。アナンダミドはオメガ6脂肪酸であるアラキドン酸から生成される。
内因性カンナビノイドはストレス適応や食欲、記憶、学習、免疫、炎症などを調節しており、しばしばシナプス間の逆行伝達(シナプス後=>シナプス前)によって神経伝達の興奮を調整する役割も持つ。
THCなどの一部カンナビノイドはGタンパク質共役受容体であるCB1受容体とCB2受容体の作動薬である。CB1は主に中枢神経系にCB2は末梢神経系に発現していると考えられている。 アナンダミドと2-アラキドノイルグリセロールやJWH-018等の合成カンナビノイドはCB1のフルアゴニストとして作用するが、THCは部分アゴニストとしての効力しか持たないようである。
CB1受容体には内因性リガンドが結合するオルソステリック部位と、正と負のアロステリック部位が存在する。このアロステリック部位の負の調節因子は神経ステロイドであるプレグネノロンであり、THCのシグナル伝達を減弱させることが明らかとなっている。もう一つのCB1受容体の負のアロステリック調節因子はCBDでありTHCと内在性カンナビノイドのCB1受容体活性化を減弱させる。
効果
代表的な効果としてはリラックス感、気分の高揚感、感覚の強化、音楽などの鑑賞能力の増加、痛みの緩和、食欲増進、喉の渇き、目の充血などが起こる。
マリファナはその品種の種類でサティバ、インディカ、ハイブリッドと分けられ、サティバはヘッドハイ、インディカはボディハイなどと説明されることがあるが、必ずしも品種と効果が一致するとは限らない。むしろCBDやCBGなどのTHC以外のカンナビノイドの配合比率や、β-カリオフィレンなどの香り成分(テルペン)によって効果が左右されたり、セットとセッティングも大きく関与する。
作用時間
| 喫煙 | |
|---|---|
| 作用発現 | 20-90秒 |
| 持続時間 | 2-4時間 |
| アフターエフェクト | 2-24時間 |
| 経口 | |
|---|---|
| 作用発現 | 30〜120分 |
| 持続時間 | 4〜10時間 |
| アフターエフェクト | 6〜24時間 |
危険性
「マリファナはアルコールより安全」と言われることがあるが、特定の背景をもつ人間や使用方法によっては心身に対して望ましくない影響を引き起こす。内因性カンナビノイドシステムは統合失調症の発症リスクに関与しているとされる。
- 統合失調症の素因子をもつ人が大麻を吸うと精神病エピソードを発症することがある。
統合失調症の診断を受けたことがある、または家族に統合失調症の人がいる場合は注意が必要。 - 特に青年期の脳の発達過程でのマリファナの大量使用は統合失調症を発症するリスクを高める。
アンフェタミンによって引き起こされるアンフェタミン誘発性精神病から使用をやめても継続する統合失調症に移行する確率は22%ほどだが、マリファナ誘発性精神病から統合失調症に移行する確率は34%と乱用される薬物群の中ではトップクラスの移行率である。
急性中毒
急性中毒では興奮・被害妄想・パラノイアなどが起こる可能性がある。特に経験が浅いユーザーではいわゆるバッドトリップになりやすいので注意が必要。
またマリファナの作用下では一時的に記憶力や集中力が低下することがある。
相互作用
- LSD
- DMT
- マジックマッシュルーム: マリファナの相乗効果によって予測不能なサイケデリック体験になる可能性がある。
マリファナの不安惹起作用によってバッドトリップに陥る可能性がある。 - メタンフェタミン
- コカイン
痙攣や極度の興奮に陥る可能性がある。
マリファナの不安惹起作用によってバッドトリップに陥る可能性がある。
参考文献
- saferparty.ch. “Cannabis” safeparty.ch, https://en.saferparty.ch/substanzen/cannabis. Retrived by 2026-06-16.
- Hui-Chen Lu, et al. “Review of the Endocannabinoid System” Biol Psychiatry Cogn Neurosci Neuroimaging, 6(6), 607–615, 2020. https://doi.org/10.1016/j.bpsc.2020.07.016.
- Benjamin Murrie, et al. “Transition of Substance-Induced, Brief, and Atypical Psychoses to Schizophrenia: A Systematic Review and Meta-analysis” Schizophr Bull. 46(3), 505–516, 2019. https://doi.org/10.1093/schbul/sbz102.
- Lumír Ondřej Hanuš. "Phytocannabinoids: a unified critical inventory" Nat. Prod. Rep., 33, 1357-1392, 2016 https://pubs.rsc.org/en/content/articlehtml/2016/np/c6np00074f. Retrived by 2026-06-16.

